【漁師の仕事】サルコ作り

漁業
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こんにちは、漁師5年目のおさむです!!

ただいま漁具のメンテナンス時期のため、漁には出ていません。

今日は沖に出て仕掛けのチェックをしたかったのですが、うねりが強かったため陸での仕事となりました。

本日の漁師の仕事

  • サルコ作り
  • 倉庫整理
  • サンドバック作りの事前準備

サルコ作り

いろいろと仕事はありましたが、分担して仕事を進めて行きます。
わたしはサルコ作りの担当となりました。

完成はこんな感じになります。

サルコとは

そもそもサルコって何?と思いますよね。

サルコとはいわゆるフロートのことを指します。

これを使って定置網の骨組み部分となる枠を固定していきます。

どうやって固定するかというと、サルコに取り付けた輪のロープ(通称ツボ)の両端にそれぞれ別のロープを取り付けて、片方は定置網の枠へ、もう片方は重り(土俵)を取り付けて海底に沈めて網の固定をしていきます。

そうすることで潮の流れや波のうねりにも耐えて、網の形を保ち続けることにより、定置網漁をすることが可能となります。

それくらいサルコという道具は重要な漁具の1つになります。

サルコ作りのために準備するもの

いざサルコ作りをしようと言っても肝心の道具がなければ作るとこはできません。

以下、サルコ作りの準備品リストを作ってみました!

  • サルコ本体 当然のごとく必要です
  • ツボを作るための太めのロープ 今回は30㎜のロープを使用しました
  • ツボを止めるためのバンドを作るための細いロープ 今回は14㎜のロープを使用しました。
  • ゲンコ 木槌のことです 最低2本 あとは人数次第で多くあった方が良い
  • 縛るためのヒモ
  • ハサミ
  • スパイキー あると便利

こんな感じでサルコ作成のための道具を準備してからスタートです!!

サルコ作り開始!

まずはサルコ本体に取り付ける太いロープと細いロープのツボを作っていきます。

それぞれサルコに合わせた長さを決めて、必要な数だけ切り出してツボを作っていきます。

サルコにつなげる30㎜ロープ

わたしは下手くそですが、完成したツボはこんな感じです。

まずは太いロープツボをサルコ本体に沿わせて四つ角を止めていきます。

次に細いロープのツボを太いロープ上から被せてバンドをします

1つのサルコに対して、太いロープのツボ1本を細いロープのツボ2本を固定して完成です!!

今日はこの作業を私はずっとしていました。

ツボ作りはすべて完了させましたが、完成までさせられたのは5つでした。

とりあえず、すぐ使いたい分は出来上がったので、残りはまた天気の悪いときか時間を見てやります。

今日も一日頑張りました!!

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