2023年7月9日(日) 漁師の仕事

漁業
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こんにちは、おさむです。
今日から自分のために、時系列順に仕事の内容を記載していく形にします。
見にくくなるかもしれませんが、ご容赦願います。

4:50‐通勤車出発

昨日の大雨で和木で土砂崩れが起きていて、和木漁港のところの道路が一部片側通行となっていた。
見通しは良く、対向車も見えるので特に問題ないかと思う。
すぐには撤去されそうにないと思った。

5:10‐番屋着・出港準備

西風予報のため、穏やかな港内でした。
特に異常もなく、普段通りエンジンを付けて暖機運転をして番屋へ戻る。
この時はまだ小雨。

5:30‐MTG・出港

船頭が番屋の居間に来てMTG。
今日は昇り潮が速く、厳しそうだったら漁は中止する。とのことで出港することに。
まあ今までの経験上、どんなに厳しい状況でも一度網に着いて起こし始めれば、やべーんじゃねーか?と周りが思っている状態でも、中止と言われたことは一度もない。。。
海に出てみれば確かに凄い昇り潮。。。

出港時刻
昇り潮を受ける折り尻
昇り潮が当たった花輪尻

裏掛けのサルコが全部沈むほどの昇り潮。。。
先週くらいにずっと昇り潮の続いた日があったが、こんなに速い昇り潮ではなく、ここ最近で一番の昇り潮のように見えた。
それでも特に中止する気配もなかったので、網に着くことに。

網に着き、網を起こしていく準備をする。
案の定、ヒドい潮。。。
ここでも中止の判断もないので、下っ端は作業を粛々と進めて行く。
返しのロープを交わしたところで、友(とも、船尾)でロープが上手くかわせずに、側張りのロープと絡むトラブル発生。
わたしは表(おもて、船首)での作業なので、しばらく待つことに。
かなり待たされた。体感30分くらいかかった気もする。
待っている間、小雨だった雨が、本降りになり、この後ずっと続くことに。
何とかトラブルも解消し、潮の速い中、網を寄せていく。
マグロの気配はないかと最後の期待するものの全くダメ。
珍しくコウグリが多い印象を受け、マダイ、イナダ、ヒラマサ等々1タンクくらいで終了。

帰港

特に何の指示もなかったので、帰港することに。
帰港のため、港に入ると、今度は網を割に行くということで、再出港することに。

再出港・網を割る作業

今回は箱網と昇り網の連結部分を割って、明日以降箱網を上げるための準備をする。
再出港し、第一(メインの船)が網に着くまで近場で待機。
昇り潮なので、いつもと反対を向いて網に着いたので、我々も反対に着くように準備をする。
網を割るときは、第一の表が水面から離れて作業しづらいので、そのフォローをする形で、船尾側に第八(私の乗る船)の左舷を付けるようにして網に着くようにする。
あとは、ひたすら接続部を引き上げて切り離していく作業をする。
切り離し終わったら、切り離し漏れがないか、最初から最後まで再度点検してから、海に戻す。
雨の降る中、黙々と作業をし、終わったので、帰港することに。

8:30‐帰港 雨降りなので特にやることなし

10:00‐まかない

メジマグロの刺身・野菜の味噌汁
わたしは去年メジにあたって以来、メジを食べると調子が悪くなるので食べないことにしている。
ふりかけも忘れたので、白米と味噌汁で食事を済ませる。

11:00‐解散

思ったより早い解散で驚いた。
さすがに雨降りなので、鷲崎も仕事をしなかったようだ。
平和な一日だった。

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